2011年 03月 29日
☆原発・プルトニウム検出の発表☆
今日は、この国の危機管理はどうなっているのかと、ますます不安になってます。
何一ついい方向に進んでいかない原発問題。
魔法が使えたらね・・・

今すべき事は批判じゃなくて何をすべきか何が出来るのか?
なのは解ってますが、政府がちゃんと指標を出してくれなくては。
「ただちに健康被害を及ぼす物ではない」はもう聞き飽きて安心効果はない。
なので、色々書きましたが、結局は自分でもっと学んでいくしかないんです。
自分の身は最終的には自分で守らねば。
長くなるのでこの記事は最新情報の、原発関連だけにします。
【今日の原発関連】
まずは、プルトニウムが検出された。 に関する東電の会見について
★福島第一原発をめぐる最新の動きはここで見られます。
⇒http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/
★微量のプルトニウム検出=損傷燃料棒から放出
-東電「問題ないレベル」・福島原発
⇒http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2011032900003
★またまた深夜の会見にての発表
副社長「微量のプルトニウムが検出された
通常の環境土壌中の濃度レベル。
今回測定されたレベルであればただちに健康被害を及ぼす物ではない」
「過去、大気圏内で、核実験が行われた後、
国内で観察をされました、フォールアウトと同じレベルです」
通常の環境土壌中ってそんな意味なの?
通常ではないから検出の発表なのでは?と思ったが
そのすぐ後の、保安院の会見では、また
「環境中に存在するプルトニウムの濃度と同等」との表現。
パニックを防ぐ為だかどうだか解らないが、
だれもがわざわざ、判りにくい表現をしている感がある。
どの原子炉からのものかは不明だそうです。
副社長「過去の大気圏内の核実験に由来する物ではなく
今回の事象に由来する物である可能性がある。」
副社長「プルトニウムは、紙一枚で遮られてしまうモノ。影響は大変小さい。」
記者質問「どのぐらいになると影響が出てくるか。」
記者質問「長期的にはあるのか?」
副社長「数値は変動するのでわからない」
記者質問「人体への影響はまったくないのか?」
副社長「身体へのとりこみかたによってはいろいろなとりこみかたが
あるわけですけれども経口摂取の場合は影響が小さい」
吸収摂取は・・・?。
検査用の土を採取したのは21日・22日だそうだ。
23日に日本原子力開発機構に分析を以来。本日結果が出たと。
プルトニウムの分析にはそれだけの時間がかかるらしい。
けれど、21日の段階では、計測用の機器を持っていない、としか答えなかった。
検査を依頼しているとは答えていなかった・・・。
「今回測定されたレベルであればただちに健康被害を及ぼす物ではない」
聞き飽きました。
もうみんな、自分たちでちゃんと学んで考えるしかない。
☆今回もUSTで会見実況を全部見る。
すぐあとにNHKニュースがあったが、TVではごく一瞬しか会見を写さない。
UST⇒(ユーストリーム・パソコンにて視聴可能な実況動画)に
表示されるtwitterツイートの野次を含む感想。
通常は不快だったりするのも多いこのタイムライン。
この会見においては頷けてしまうものばかり。
↓
~~~
副社長モゴモゴ会見~。質問に答えろや。司会は第3者にさせるべきでは~?
わざと聞きとりにくく喋ってる~?。ふてくされてる~
威張るな、感じ悪い~。危機感がない。謝ってるのが棒読み。
↑
以上流れていたツイートより。
ふてくされたようにも、うんざりしたようにも見える話し方は
あの方独特のいつもの仕草なのだろうか・・
質問にむっとしたような表情で、
判らない、判断できる情報は持っておりません、と
居直りのような言い切り。
記者の質問には、答えを言わず、ほかの事でモゴモゴ。
けれど司会者は打ち切って次の質問をさせる。
どうも、この不安の続く毎日の中では、
聞くほうが拷問を受けているような気分にさせられる会見でありました。
相変わらず、
判りません。判断する材料を持っておりません。確認いたします。
どこから放出されたかも不明。
みんなはもっと事実とどこから何がどうなっているかと、
どうしたらいいのか。何に気をつけたらいいのか。
これからどう、対処していくのか?を聞きたかったはず。
管理体系のずさんさも見えて、どんどん信用出来なくなっていく。
えーと
この発表より前に
政府は食品についての許容量の設定を新たに設定してます。
↓
★厚生労働省、放射能汚染された食品のウランやプルトニウム許容量まで設定-厚生労働省
⇒http://alcyone.seesaa.net/article/192611266.html
★厚生労働省サイト
⇒http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000001558e.html
______________________________
★この一つ前までの原発会見と発表
★福島第1原発事故 建屋から海側に向かうトンネルの水たまりから放射線量を検出
⇒http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00196193.html
★福島第1原発事故 2号機タービン建屋内の水は格納容器内の水が流出したと推定
⇒http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00196194.html
★福島第1原発事故 2号機タービン建屋から海側に延びるトンネルに高い放射線量の水
⇒http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00196197.html
★昨日3時に判ったこと
タービン建屋内に水がたまっているという事実。
今日の午後になって副社長が報告を受けた。
保安院は朝知った?
記者質問「伝達が遅い事についてどうお考えか?」
副社長「そういう意見については承らせていただきます」
★今日も、東電、保安院とも
あちこちの数字や長さ、深さを喋るばかり、
わからないとか、報告が遅れて今知ったとか・・
どこかから水が漏れているか
どうしたら水の放出をとめる事が出来るのか
注水の量を減らして、もれる量が増えるのを防ぐ。
記者質問「海に流れた形跡が今の時点であるのかないのか?」
副社長「タービン建屋から地価を通ったトレンチへの通路
水の高さと縦抗の高さを比べると水の高さのほうが低い。」
燃料の中から出た放射性物質が
何処かから溶け込んで出てきて建屋の中にも出て来ている
炉心は溶けている可能性が多少はあるかもしれないが
溶けているかどうかは判断できない。
最悪のシナリオとは?→記者の質問への返事は他の説明でぼかされる。
原子炉をひやして外に出て来る放射能の量を減らす。
需要なのは原子炉格納器全体からどれだけ出て来るかだ。
減らす努力をしている
★深刻な状況の説明をしているはずなのだけれど
どの会見も、まるで、
課題なので仕方なくまとめたけれど、結論付けが出来ていない
小中学生のグループ研究発表のような、毎回そんな印象。
NHKの解説委員がかなりうまく、まとめてくれるのが救い。
★保安院と東電副社長会見とか
同時に進行しないで欲しいな。
USTやニコニコでの実況をどんどんテキスト化してまとめてくれる方々にも感謝。
おかげで色々が把握しやすくなっている
★あとみん
原子力エネルギー教育支援情報提供サイト
⇒http://www.atomin.go.jp/atomin/high_sch/reference/atomic/index.html
★震災支援:プルトニウムが怖い方へ: 粂 和彦のメモログ ⇒http://htn.to/cNEyp9
★チェルノブイリで5年半の医療従事経験を持つ
松本市長 菅谷昭氏「政府はきちんと内部被曝のことを伝えるべき」
松本市長記者会見テキスト全文
市長記者会見2011年3月22日
⇒http://ht.ly/4mKUD
★ちょこっと言葉解説
リューベ=立方メートル=立米(りゅうべい)から来た業界用語
フォールアウト=核実験に起因する放射性降下物
もうひとつ後の記事に
原発関連知識や説明サイト
今まで日々見ながらチェックしてきたサイトをまとめて置きます。
【ただいまのBGM】

★料理やハンドメイドレシピなどの人気記事を右カテゴリからリストで見られるようにしました★

by gaya-san
| 2011-03-29 04:42
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