2012年 11月 10日
☆生海苔の煮方、炊き方☆

とてもとても、美味しい。
あたたかいご飯に乗せていただくと幸せなのです。
ひたすら、つきっぱなしで炊き上げるのだけれど、
佃煮風であるのだけれど、味付けは、酒と醤油だけ。
昔一度食べる機会があって、
うわぁ・・・化学調味料甘い ;; と思った
有名な名の瓶詰めとは全く別物。
昔は、荻窪のタウンセブンの中の貝専門店、貝新さんが
置いてくれていたのだけれど、タウンセブンからその店がなくなって、
以降、ちょうど、どこかで出会える事もなかった。
(昔一度、築地の場内にて求めてきた事があるのを思い出した)
(店をしている方の仕入れにくっついていって)
そのくらい、普通は店での扱いが無い。
たまに生海苔と書いてあっても、中身は生の青海苔だったり。
珍しく置いていたりすると、
どうやって食べるの?と店の人が聞かれてる。
店の人は、味噌汁に入れたりね~と答えてる。
今回の偶然は本当にラッキー。うれしい。
今まで置いているのを見たことがなかった近所の店にあった。
いつも、このマルクニさんのを求めていた。

(どこで見かけても、たいていはマルクニさんなのです)
もちろん、気温や自然の状態に左右されるのでしょうし
そのときにより、色々ではあるけれど、質は全体的にとてもいい。
マルクニ水産は石巻にある。
震災で、どうなってしまっただろうと、心配していたのだけれど
また、このパックに会えて嬉しい。
そして今回は、パックの蓋ごしに見ても、これはとても上質で、
きめ細かで柔らかいというのが解った。
(母曰く、生海苔に関しても目が肥えてきたのね。)
そうわかったので、2パック求めて、炊いたというわけ。
今回扱いがあったのは500gパック。
350gパックの時もあったと思う。

(画像で見ると柔らかさは解らないなぁ)
レシピ【生海苔の佃煮風・煮方(炊き方)】メモ
(海苔の本来の味を楽しむ)
けっこう寒い時期に、気合入れないとやれない感じ。
絞るのも寒いし。
(と思った時、いつも、すぐにかかりたいので
洗ったあと、はじめから手で絞っていた)
今回は少し水切りしてから、
と、ザルでしばらく置きました。
☆生海苔。今回は1kg
☆水に放して、洗う。
☆ざるに取る。このザル二つで水切りしました。
☆しばらく置いておく、
(水はとてもたくさん出るので、途中でボウルの水を捨てましょう。)
☆一掴みずつ、手に取り、きゅーっと絞って厚手の鍋に入れていく。
☆コンロに火をつける。弱火。
☆木べらで、ずっとかき回しながら、弱火で煮ていく。
(水分は海苔に含まれている分だけ)
はじめの段階で、あれ?水分、絞りすぎたかな?と思うくらいで大丈夫。
少し時間が経ってから水が出てくる。
★色の変化、混ぜているうちに、はじめ、赤い色になってくる。
(錆び色のような感じかな)

さらに混ぜながら煮ていると、
緑っぽい色を経由して、

☆ここで、酒を入れる、海苔が1kgに対して、約100cc
☆さらに切るように混ぜながら煮る。
★色は酒を入れたところで緑色っぽくなる
(だいぶ、ねっとり柔らかになってきているはず)
☆このあたりで醤油を入れて、さらに煮る。
醤油の分量は、海苔の状態によるけれど基本は
海苔1kgに対して、70ccくらい。
というのが毎回のレシピメモからの数字。
けれど、50cc入れて様子を見ていくことにする。
柔らか、赤ちゃんのような海苔だったので味がよく浸透する。
結局、20ccは残して、最後に少~し香り付けにいれたくらい。
☆あんこ、などと同じように、切るように混ぜている時に、
鍋底が見える時間が出来る、くらいになったらそろそろ出来上がり。
味を調えて、瓶に移して、冷めたら蓋をして冷蔵庫。
___________
ダメになりやすいので、ちゃんと冷蔵庫。
早めに食べきる。
あーー。幸せな味。
生海苔を炊くおうちはあまり無いと思う。
前に中学時代の同級生のMLで作り方を求められて、
UPした事があるけれど・・・。
父の母親から、母が教わって、小さい頃に
作ってくれた我が家の味。
父も、もちろん私達も、大好きだった。
私が育ったのは東京品川、大井町。
隣駅の大森あたりは、海苔のとれる場所として知られた場所。
なので、おばあちゃまは、煮方を知っていたのでしょう。
昔はそのあたりのおうちではきっと普通に煮ていたのかな?
どこかで母を見守ってくれているであろう父上、
仕事で、大忙し中だったけれどこれだけは、ね。
おかあさんにも届けたいな、と、一昨日、行ってきたからね。
1kg煮て、ジャム瓶にふたっつ分。母とはんぶんつ
【ただいまのBGM】

↑↑Today's Runkは?★1日ワンクリック!いつもありがとうございます
そして元気をいっぱい・お届けしたい!!★
★料理やハンドメイドレシピなどの人気記事を右カテゴリからリストで見られるようにしました★

by gaya-san
| 2012-11-10 22:48
| レシピ★料理
|
Comments(0)