2016年 10月 25日
☆バイアステープできれいにくるむ方法☆
縫い方手順
きれいに付けられる縫いかたの手順。
どうやってつけているの~と
人形用のお布団やカバーの縁に付けたりしていると
聞かれることが多いのがバイアステープです。
まずは直線、包みたい時(くるみたいとき)
たぶん皆さんは両折、と呼ばれているバイアステープ
アイロンですでに真ん中に向かって縫い代分が折られている
それをお使いなんじゃないでしょうか?
そのほうがいい時もあるのですが、
今回はただのバイアスカットテープを使います。
折ってなくてそのままのバイアステープです。
シンプルに直線など包みたい時なんかは
きっとこの方がきれいにやりやすく出来ますよ。
この間作った残り布でのハロウィン衣装遊びのときに
画像を撮っておきました。
まずくるみたい布を裏を上にして置きます。
そこへバイアステープ表側を下にして
布端を合わせてのせます。
★端から8ミリくらいの所を縫っていきます。

バイアステープを二つ折りにしながらピンでとめていきます。
私は親指と人差し指で折りながら縫ってしまうので
画像はピンが一本ですが適当にとめてくださいね。

見えないように少しだけかぶせ気味、
というところに注意します。
(折りかたの加減で融通が利きます)
この、はじめの縫い目線を仕上がり線として
ガイドにする事が出来、尚且つその縫い目線を見えないように
する調整がしやすい。
これが表側をあとで縫う理由です。

テープの端にミシンをかけます。
いかがですか?
表のラインがとてもきれいに仕上がっていると思います。
この、ミニグラニーバッグの口部分もそんな風に縫っています。

たぶんみなさん、表側にバイアスを乗せて縫い、
次に裏側を縫っているんじゃないかしら?
それだと表側から見える縫い目は
バイアステープに乗っているところあり、落ちている所あり
不ぞろいな縫い目、に見えてしまうんですね。
心当たり、ありませんか?
この手順で縫えば多少縫い目が曲がっても、目立ちませんよ~
バイアスからは落ちないよう縫ってくださいね。
特別なデザインではない時は
仕上がった時表側に見せたいテープの幅は9ミリくらい。
(通常はそれくらいですね)
厚みが普通の物(普通のコットンくらい)でしたら
38ミリ幅くらいのバイアステープを使います。
はじめの、裏側をみての縫い、の時に8ミリくらい、としたのは
表側を縫うときに縫い代の余裕がなくなったりしないように
少し裏のほうは控えめに、とそんな気持ちで。
厚みがとてもあるときは幅を広めにします。
==参考==
バイアステープの幅。
見せたい幅9ミリ(表側)+9ミリ(向こう側)
+縫い代9ミリ+9ミリ+布の厚みに取られる分
折ったのしか手元になければ、それで折り目を縫いながらでもいいですが
折り目と縫い目が少しでも違うとよれっと見えますね・・
あと、表と裏を別に縫わずに、くるむようにしてピンうち
という方法もメジャーなのかな。
それですとちゃんと布端までくるまれていない部分が出来たり
どこか縫い目がはずれていたり
よほど慣れた方でないと困る気がします。
それでもそのやり方で、という時は裏側の幅を多めにいたしましょう。
アトリエガジャでは、トリミングするとかわいい見え方の生地を
バイアスにカットして巻いておきます。


両折がいいときもあるのでやはり巻きを色々ストック。
(主に表に見えない使い方)

両折にしたいときの金具はこれ。

おまけ
バイヤステープ ではなく バイアステープ
bias(斜め)
普通にみんなご存知、と思っていたらそうでもない
「普通知らないよー」そんなことが次々出てきて、
それではレクチャーいたしましょ~というシリーズです。
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by gaya-san
| 2016-10-25 16:45
| ハンドメイドの★レッスン
|
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