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☆今日の事未来の事・亀山 仁写真展・父の想いの事☆

亀山 仁さんの写真展。
「Tedim Road」
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先日、5日、午後の仕事のシフトを抜いていた日、
洗濯機をまわしている間に
アトリエから300mほど北にあるギャラリーへ
写真展を見に行ってきた。

ギャラリー冬青は
住宅街の中にひっそりとある、心地よいスペース。
何年も前に、その細い道を通った時に発見。
入ってみて、Facebookを登録してからたまに訪れる。

とは言っても、日々、時間の隙間がなさ過ぎて
まだ3~4回目と思う。
今回の展示は、震災支援の際に出会った方のFacebookに
時折登場される方だな、と、お名前に憶えがあって
どんな写真展なのか知って出かけたくなった。

ミャンマーの写真を撮り続けていらっしゃる方の展示。

捉えて表現するという事には、
書くこと描くこと撮る事、語る事、
すべての形に於いて、技だけでなく、その表現される方の心の為せる力がある。
それが、見せていただくこちら側に伝わってくるものと思う。

ギャラリーに出向く前に亀山氏のサイトや動画を見せていただいた。
長年にわたってミャンマーに滞在しつつ撮り続けていらっしゃるのだ。

瞳に真摯な光を宿す、土地の方のポートレート、
目を離せない程の力に心つかまれた。

そして、大きな樹の写真があった。
奥行きの感じられるその写真に
惹き寄せられてしばらくその写真を見つめていた。

写真のコピーにそれぞれ、
テキストがつけられているものを渡してくださったものを見ると
大きな樹の写真の所には、「きっとこの樹の根元には英霊が眠っている」
というような事が書かれていた。

ギャラリーで見せていただく間、
話しかけても下さって、
氏の、視線の温かさや厳しさがじんわり伝わってきて大事な時間となった。

昨日母の顔を見に行ってきた。
母にも、亀山仁氏の写真をサイトを開いて見せる。
大きな樹の写真につけられていたテキストの事を話すと
母も、ええ、そうでしょうね、と。

ブログに亀山仁氏はこう記している。
”撮影とプリントを通して改めて思うのは
「このようなことは時々でも誰かが掘り起こさないと埋もれてしまう」
ということ。
戦後間もないころは帰還された方々が現地を慰霊に訪れ、
書籍に残したり歴史を記してきたが戦後75年も経つと、
現役で当時を語る方々は少なくなり、
次の世代が残していかなかれば歴史の中に埋れていってしまうだろう。”

亀山 仁氏のサイト

サイト内のこのページで今回の展示フォトを少し見られる。

父の仕事はもの書きであったが、
方法は違えど、常にそういう思いがあったと思う。
あちこちにその事は書き記していると思うけれど
父の著書
”大東亜戦争秘録・日本人の真姿ここに-”の、
拾遺 、にもその想いは書かれている。

「五一回にわたってこの秘録を連載してきた。
私はもうぢぢいである。
今年の暮れが来ると満七十七になる。
つまり、戦前ならとっくに隠居してゐる。
なのに、いまだにものを書いているのは、
知ってゐることを書き残して置かなければといふ
思ひがあるからにほかならない。」

亀山さんの展示はミャンマーの地での写真の数々だったので、

父の著書
”抗命の軍将―嗚呼、インパール・佐藤中将の悲劇”
の事も思った。

その作戦はたくさんの命を失うことになった悲惨な戦いであった。
父はあとがきの中で記している。
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「ものを書くというのはつらいことだ。
最後の地獄絵図に等しい退却行を書きつつ、何度も中断してしまった。
涙が出てたまらないのである。
しかし自分はウジ虫に食われて白骨にもならない今日を得ていると、
みずからを鞭打って書き進めた。」

おなじく、その著書のあとがきのなかで
父はこう書いている。

「無知、無学はけっして国民のためにならない。
特に為政者は、国民の生命、自由を守る義務がある。
それが出来ないのなら、つまり、責任を実行できないのなら、
その席から去らねばならない。佐藤幸徳が言い続けたのはその一点だった。」

母が、昨日、校正本に挟まれた佐藤幸徳氏からのハガキなども見せてくれた。

日々の会話で聞こえてくるのはコロナの事ばかり。
何も疑問に思わずに、また数が増えて怖いですね、と
話される方が本当に多い。
せめても、その都度、報道や発表のおかしさを
話してあげるくらいの事しかできないが。

忙しい隙間にも、スマホで検索していけば
正しい方向性や、おかしいことのポイント、
何を学ぶべきなのか調べても行けるこの時代にもったいないこと。


昨日、母に会いに行く為に久々に電車に乗ったら、
若い男女も、老年の男女も、ひとりのこらず、手にしたスマホを見つめていた。
もちろん、少しの暇も惜しんで語学の学びに使っている方や
仕事の資料集めに時間を使っている方もいらっしゃるだろう。
いまや、スマホで読書も出来る、そういう方も含まれているだろう。

指の動かし方からすれば、どんどん更新されていくSNSを
ひたすら眺めている方が多いのかもしれない。

私も、耳の聴こえない母にLINEでメッセージを書くための時間は
スマホを手にしていたが、用が終わったらしまう。

色々考えてみても、やっぱり、全員、
同じようなポーズでスマホに目を落とすその光景は異様でもあった。

なんだか、世界はどうなっちゃっうんだろうな・・・という気持ち。



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今日は原爆が落とされた日である。
なにも思わずにすごすことは出来ない。
それは、なにもこの日に限る事ではないのだけれど。

親が戦争を身をもって体験している、
それを聞くことが出来た最後の世代であることを考える。

亡き父の国を憂いての様々な活動のきっかけなど
色々昨日母に訊ねてみた。
父の存命中にもっと自分で尋ねればよかったのだけれど、
病に倒れる前の父は、いつも、深く思考の想いの中に居て
拙いこちらの位置から話しかけるのはなかなか難しかった。
気軽に会話できるようになったのは晩年の事だったと、思う。

コロナの事にしても、経済の事にしても、
日々のいろいろな事の中にしても
自分大事に自分を守る、というだけの視点ではなくて
人の為、この先の私たちの国の事、
何か出来る事、考えている?動いている?と、
日々、問うて生きるべし。
と自分にも、言い聞かせる。
ひとそれぞれの、やりかたで、いい。

★今日の雑貨屋(店舗)**おやすみです

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Commented by 風のましゅー。 at 2020-08-10 09:04
あとがきに感銘を受け、本をアマゾンで購入しました。届き次第、読んでみます。
Commented by gaya-san at 2020-08-11 00:48
> 風のましゅー。さん
ありがとうございます。
様々なことが伝わって行くのは嬉しい事です。
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by gaya-san | 2020-08-09 12:00 | おでかけ・来訪 | Comments(2)