2021年 06月 13日
☆マスク作りの工程の中で☆
マスク作りの工程の中で、
真ん中のカーブを縫い合わせた部分。
表から見ると凸カーブになるこの場所。
縫い代を細くしてしまうと
長く使うものとしては弱く、不安定になります。
けれど縫い代が7ミリくらいであっても、
内側に寄せられる縫い代はゴソついて
きれいなラインの邪魔になる。
なので私はこんな風に仕立てています。
(織り目が粗い布は別。そのままにします。)
この、波にカット、を何人かのかたに、
会話の中でお教えしたことがあったけれど、
波にカットすると縫い代を割るのが大変、と仰られたり。
順番を変えるとよいのです。
ここは、縫った後、指と爪を使って縫い代を割り
しっかりクセをつけてからカットします。
こんな小さなものの短い場所でのしっかりカーブは
アイロンよりも指のほうがうまくいきます。
そのあと、コバミシンを入れておきます。
長い間、仕事で作り物をしている間に
やりにくい時には、方法が違っているのかも、
きっと、やりやすい方法があるはず
と言う風に考え、工夫して
ベストorベターなやりかたを探す、
という事を繰り返してきました。
動線を考えたり順番を変えたり…道具を作ったり、などなど。
どうすると早くやりやすく、きれいに、
が出来るか、を考えるのが習慣に。
これは、縫いだけでなく、仕事にしても生活の中でも、
色々なことをする時に、役立っている気がします。
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by gaya-san
| 2021-06-13 08:40
| ハンドメイドの★レッスン
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