2007年 09月 16日
☆きれいにことば つたえるこころ☆

最近、今話題になっている事、物をチェックするので
あちこちのサイトへ行く。
たくさんの人の文を見る。
TVも前よりたくさんチェックする。
すると
だんだんガマンできなくなってくる。
口から発する言葉だけでなくて、方言とは別で、
サイトの普通の文章の中でもたくさんたくさん行き当たる。
こうすると・・見れます。→見られます。
美味しく・・食べれます。→食べられます。
ありえるありえる。 →ありうるありうる。
欲しい物が売ってるショッピングサイトのURL
欲しい物を売っているショッピングサイトのURL
*もしくは・・欲しい物が売られているショッピングサイトのURL
「が」の場合
こう考えてみるといい。
欲しい物が・・は主語扱いになるので
欲しい物が・・何を売っているのか。と考えれば・・まちがいとわかりますかしら?。
商品にはレビューや評価がつけることが出来ます。
商品にはレビューや評価をつけることが出来ます。
*もしくは・・商品にはレビューや評価がつけられます。
店主の方がテキーラを出していただいて
店主の方がテキーラを出してくださって
*もしくは・・店主の方にテキーラを出していただいて
〇〇にすれ違いまして
〇〇とすれ違いまして
☆・・・に追い越されましてだったら。。「に」なんだけどな。
現実から背を向けてきたと言う
現実に背を向けてきたと言う
☆・・現実から逃避してきたと言う・・と言う文なら・・「から」でいいんだけれどな。
と、きりがないのでこのへんで。
おまけ
よく、なにげなく、「ごくろうさまぁ~~」
と声かけてないですか?
ご苦労様は、目下の人に言う言葉なのです。
おつかれさまでした~とかそんな風に仰っておくのが無難かも。
一番影響を受けて、吸収してしまうのは
TVでのバラエティー番組なのではないかしら、
と思うのだけれど、
最近はニュースでも報道番組でも討論会でも多くの人が
あまり気にせずに本来間違いであるはずの日本語を使っている。
そんな風に見える。
基本の文法なるものを、
小さい頃に自然に学ぶべき時期や
授業で習ったりの時期に
マスターしてこなかった場合や
本をあまり読まない人は、より、耳から聞いたまま慣れてしまって
間違いをすりこまれてしまうのかもしれない。
もっと困ってしまうのは
その結果、
間違いにしろ、そちらを使う人が多くなってきてしまったので
そっちでもいい事にしようよ・・・という
訳のわからない決定がなされたりするその方向だ。
もちろん言葉は生きていて変化していく物だ。
それは私にも解っている。
けれど
今後は、こういう言い方のほうが解りやすいとか、
そういう理由でなく、
間違いも多く使われるからそっちでもいいよね・・って
なんだか納得できない世界。
言葉にはもともと変化の法則があって
文法なるものが存在する。
日本語は奥が深くて、
短歌の場合、手紙の場合などの言い回しがあったり、季語があったり、
表現のための様々な手法がある。
でもまずは、日常の基本。
せっかくある気持を伝えていくツール、
「言葉」
外国語を一生懸命学ぼうとする前にまず
きれいに日本語、意識したい。
★たまに、もしかして、
関西では見られる・・じゃなく見れる・・というのが正しい言い方なの?
だからあんなに、ら・・ぬきが多いの?
と、思ってみたりもします。
方言までいくとまだまだ勉強不足というか、きりがないです。
ところで、この間、面白い本を買った。
「外国語を身につけるための日本語レッスン」
つくば言語技術研究所 三森ゆりか 白水社
メインで触れているのは、
事実を伝える、意思を伝える時の情報整理能力の観点からの
文章、なのですが、言葉や文、返事の仕方、についても考えさせられて面白い。
☆けどね まだまだ未熟なこの文章力で日本語を語っちゃってスミマセンな感じ。
まずはお風呂に入ってこようっと。
今日はちっとも見に行けなかったけれど、地元のお祭りでした。
【ただいまのBGM】
Marionetta / Lars Jansson


by gaya-san
| 2007-09-16 23:24
| 思うこと
|
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